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女性に多い痔の病気

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切れ痔は比較的男性よりも女性、中高年よりも若者に多い症状です。主な原因として、排便時に硬くて太い便によって肛門の粘膜に傷が付き出血や痛みを伴うものです。排便の度に痛みを感じてそれが苦痛になり、便秘に繋がるケースが多いと言われておりしっかりとした対処が必要になります。

切れ痔は別名で裂肛とも呼ばれ、排便で肛門の上皮が裂ける症状です。頻繁に裂ける様であれば肛門付近の組織の弾力性が失われることも原因と言われています。切れ痔にも種類があり、肛門管だけが裂けて排便時に痛みが伴う単純性裂肛、単純性裂肛を放置したせいで慢性化し、肛門管が裂けただけでなくその傷が深くなり、肛門自体に潰瘍やポリープ、いぼができた状態が続き、排便時以外にも長時間激しい痛みを感じる慢性潰瘍性裂肛の2種類があります。

主な治療方法としては薬物治療が最も効果的と言われています。炎症や痛みを抑えるために軟膏や坐薬を塗ったり、便自体を柔らかくすることで負担を軽くするために内服薬なども併用すると効果が高いでしょう。あとは常に清潔にするために排便後はウォシュレットをする、家庭用消毒液などでこまめに消毒すると良いでしょう。

ちなみにお医者さんに治療に行く場合は肛門科にいくことになります。肛門科とは名前は知ってるけどかかったことのない人はちょっと気恥ずかしい気持ちになりますよね。ところで、この肛門科があるところって外科も併設されてませんか?そうです、実は肛門科は正式には直腸肛門外科といい純然たる外科の一分科なのです。ただ、まんべんなく全ての外科に対処できるところは少ないので外科だけを掲げているところもあります。つまり、ある病気の外科医として有名だから・・・で、よいおしりの治療ができるとは限りません。おしりはきちんと肛門科の看板を掲げている専門医に見てもらいましょう。

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